第1回:3Dで人体モデリングをする前に知っておいたほうがいい大切なこと

どうもシンジです!
今回はBlender 2.8を使ってモデリングをしたいと思います。タイトル通りなんですけど、モデリングをする以上どーーーしても人型のモデリングをしてみたかったので、Blender初心者の僕ですが、いきなり人体モデリングに挑戦しようと思います。
ただ人体モデリングといっても、リアルな方とリアルじゃない方(例:アニメのキャラクターなど)があるので、今回はリアルじゃない方にします。
リアルな人体モデルを作りたい人も、モデリングの工程は完全に同じでは無いにせよ似ていると思うので何か参考になれば嬉しいです。
その際に、自分が難しく感じたことや気をつけたほうがいいことなどを書いてシェア出来れば、少しでも皆さんの役に立つかもしれません。
さすがに何も見ずに作るのは 1000パー不可能 なので、今回はウワンさんの動画を参考にさせていただきます。
ウワンさんの動画はとてもわかりやすいので、初心者の僕でもたぶん大丈夫だと思います。ウワンさんのYoutubeチャンネルのリンクは記事の最後に貼っておくのでみなさんもぜひ参考にしてみて下さい。
今回のモデリングは作業量が多いので、記事をわかりやすくするために何記事かに分けて書こうと思います。
それでは始めていきましょう!
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人体モデリングはAポーズとTポーズがある
モデリングを開始する前に、まずは人体モデルのポーズを決めるところから始めます。人型のモデルを作るときはAポーズとTポーズがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
Aポーズのメリット
- 手足を動かしてもメッシュがあまり変形しないので破綻しにくい
Aポーズのデメリット
- 手足が座標系の軸に沿っていないのでモデリングが難しい
- 腕を上げるポーズはメッシュが大きく変形するのでTポーズよりも破綻しやすい
Tポーズのメリット
- 手足が座標系の軸(X軸、Y軸、Z軸)に沿っているのでモデリングがしやすい
- 手足がまっすぐ伸びているのでボーンの関節位置が調整しやすい
Tポーズのデメリット
- 両腕をまっすぐ水平に伸ばしているので肩周りや脇の部分のモデリングが難しい(モデルのポーズを変えたときに肩や脇のメッシュが変形して破綻しやすくなる)
同じ理由で、服を作るときも難しくなる。
AポーズとTポーズを組み合わせることも可能
- 肩周りはAポーズで作り、その他はTポーズで作ると、全体的にモデリングがしやすく肩周りも調整しやすくなる。
まとめ
いきなりかっこよくポーズを決めているモデルは作らないんですね。笑
- AポーズかTポーズでモデリングしたあとにボーン(骨)を入れてからポーズを付ける。
- 後でモデルにポーズを付けるときに大きく動かす部位のメッシュの構成を考えておく。
そうしないと、アニメーションを付けたときに、その部位が破綻しやすくなるということが分かりました。
今回は少し短いですがこの辺にして、次回からモデリングを始めていきたいと思います。
今回参考にさせていただいたウワンさんのYoutubeチャンネルはこちらです。
https://www.youtube.com/channel/UCxp8AZy1RtU9klpBomXoBeg
Comment
AポーズとTポーズの説明が逆ではないでしょうか
ノインさん、はじめまして。 返事が遅くなってすみません。
ブログからしばらく離れていたので気づきませんでした。
ノインさんのおっしゃるとおりAポーズとTポーズの説明が逆になっていましたね。ご指摘いただきありがとうございました。
遅くなりましたが修正しておきました。
これからもどうぞよろしくお願いします。