【Blender】透視投影と平行投影の違い&おすすめ焦点距離の設定

気になったことをすぐに調べずに放っておくことがよくあるので調べたらすごく重要だった件。
なんかラノベのタイトルみたいになったな。笑
今回はですね
3DCGソフトで出てくる、透視投影と平行投影の違いについて書きます。
透視投影(Perspective)
実際に目で見たように遠いものは小さく、近いものは大きく表示される投影方法です。
パースと呼ばれることもあり、現実に近い見え方になります。
平行投影(Orthographic)
遠くにあるモデルも、近くにあるモデルも同じ大きさで表示する投影方法です。
建物など図面があったり、モデルの大きさを比較したり、遠近感がジャマになるようなときはこの投影方法が向いてます。
透視投影と平行投影の見た目の違い
今回はBlenderのマスコットキャラクタースザンヌに協力してもらい撮影しました。
これは同じ角度、同じ焦点距離で撮影したものです。
【正面から】
【斜め上から】
どうですか?
これだけ見え方が違います。
焦点距離によって変わりますが、透視投影の場合だとモデルに近づけば近づくほど歪んで見えます。
気をつけないといけないのは、レンダリングは透視投影で行われるということです。
平行投影のままモデリングを続けていて、いざレンダリングしてみると見た目が全然違うなんてことが起こります。
なのでモデリングをする場合、特にキャラクターモデリングや人体モデリングは透視投影での確認を忘れないようにしましょう。
透視&平行投影の切り替え方
テンキーの5でいつでも切り替えることが可能です。
今、どの投影法が反映されているかは画面の左上に表示されます。
おすすめの焦点距離と設定方法
透視投影の場合、カメラがモデルに近づけば近づくほどモデルの形が歪んでいきます。これはカメラの焦点距離が短いから起こる現象です。
焦点距離の初期値が50mmなので、モデリングをする前、もしくは初期設定で焦点距離を150mmぐらいに設定しておくと、カメラがモデルに近づいてもほとんど歪まなくなるのでモデリングがしやすくなります。あとはひたすら可愛く or かっこよくなるまでモデリング!
焦点距離は、Nキーを押すと出てくるサイドメニューから設定できます。
今日は以上です。
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ではでは~