アンリアルエンジン【Unreal Engine 4】入門 本当におすすめしたい人気教材5選

Unreal Engine4(以下 UE4)を独学で習得したいけど、どの教材を選べばいいか分からないなら、ぜひここで紹介している教材を試してください。
僕のおすすめの独学法も簡単に紹介していますので、目を通していただけると嬉しいです。
この記事内で紹介している教材はこんな人におすすめです。
- 仕事でUE4を覚える必要がある人
- UE4を使ってゲーム、映像作品などを作ってみたい人
- 家でゆっくり自分のペースでUE4を独学したい人
もくじ
世界のゲーム市場と日本でも存在感を増すUnreal Engine
PCや家庭用ゲーム機に加え、スマートフォンの普及率も伸び続けて、現在の世界のゲーム人口は、なんと27億人超えです。
なんと地球全人口の三分の一以上。
2023年には、世界のゲーム市場収益規模は2,000億ドルを超えると予想されています。
すごすぎてよくわからない額ですね!笑
また、これから確実に伸びてくるVR(ヴァーチャル・リアリティー)などは、ゲームだけじゃなく医療や教育の分野にまで市場が広がっています。
そんなゲームやVRを制作する上で、今や欠かせないのがゲームエンジンです。
特に、Unreal Engine5(以下 UE5)が次世代向けに発表されたことで、最近ますます注目を浴びてます。
記憶に新しいところでは、UE4が『ドラゴンクエスト11』/『キングダムハーツⅢ』/『Final Fantasy 7 リメイク』/『Fortnite(フォートナイト)』などに使われました。
他にも日本ではアニメ『ノー・ガンズ・ライフ』、アメリカでは『スターウォーズ』にもUE4が使われています。
世界中でUEを導入し始めている企業や、専門学校の数が増え続けています。
今まさに最高品質のグラフィックで、ゲームや映像作品、そしてVRなどを作りたい人にとっては、UEは世界最高のツールです。
2021年後半に予定されているUnreal Engine 5のフルリリースに向けて、今からUE4を使えるようになっておけばスムーズに移行できるはずです。
Unreal Engine 4 おすすめ独学法
これからUE4を学ぼうか迷っている人は、全部はやらなくても大丈夫ですので、まず最初にこれから紹介する教材のどれかを1~2つほど試しにやってみてください ^^
これらの教材は主に基礎を身につけるためのものなので、これをやったからといってUEのすべてがわかるようにはなりません。
ですが基礎が身についていないと、新しいものに出会ったときに、どういう理屈や仕組みでそうなっているのかがわからないため時間を取られたり、どう進めていいかわからなくなったりします。
そのため、最低1つか2つぐらいはやり切るのをおすすめします。さすがにずっと教材だけをやり続けるのは退屈だと思うので。笑
そしてやり終えたら、何でもいいので自分の作りたいものをさっそく作り始めてみてください(むちゃぶり)
自分の作りたいものを作り始めると、必ずどこかで「こんな機能が欲しい」「こんな仕掛けを作りたい」など、めちゃくちゃたくさん”やりたいこと” や “わからないこと” が出てくると思います。
もちろん教材の内容がUEの全てでは無いので、必要に応じていろいろと自分で調べたり、誰かに聞いたりしながら作ることになります。
しかし、そうすることでより深く知識が身につきます。
僕はこの方法が、同じ教材を何回もやり直すよりも、飽きずに楽しく知識が身についていくのでおすすめです。
というのは、僕がずっと教材をやり続けて思考停止していた時期があるので。笑
作ってみたいものにすることでより積極的になり、UEを覚えるスピードも格段に早くなり、出来ることがさらに広がっていきます。
いろいろと書きましたが、ゼロから始めるにはここで紹介する教材は最適なので、僕が本当におすすめしたい入門教材4つと、そして基礎を一通り練習したあと、さらに自分の作品作りの際に役立つ参考書を1冊紹介します。
Udemyで習うUnreal Engine 4 おすすめ動画教材
Udemy(ユーデミー)とは、世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。
日本ではベネッセが、Udemyの事業パートナーとして2015年から提携をしています。
専用アプリを使えばスマホからオフライン環境でも視聴が可能です。
またUdemyでは不定期ですが、よく割引セールが開催されているので、そのときに買うとかなりお得です!^^
『はじめてのアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】 入門チュートリアル講座』
Unreal Engine 4を専門に扱うプロ集団、株式会社 Indie–us Games(インディアス ゲームズ)のalwei(中村 匡彦)さんが、講師としてUE4の使い方を教えてくれます。
UE4に搭載されているいろんな機能について何が出来るか広く浅く紹介してくれるので、一番最初の教材におすすめ!
はじめてのアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】 入門チュートリアル講座
この教材の紹介記事はこちら
【Unreal Engine 4】入門 初心者がするべきおすすめ動画教材 『はじめてのアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】 入門チュートリアル講座』の紹介
『作って覚えるアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】~ダンジョンゲーム編~』
これは実際に一本のゲームを作りながらUE4の実践的な使い方を覚えていく内容になっています。
作って覚えるアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】 ~ダンジョンゲーム編~
この教材の紹介記事はこちら
【Unreal Engine 4】入門 初心者がするべきおすすめ動画教材『作って覚えるアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】 ~ダンジョンゲーム編~』の紹介
【初心者から】Blender2.8x to Unreal Engine 4【プロまで】簡単なキャラクターtoヒト型モデル
Unreal Engine 4を専門に扱うプロ集団、株式会社 Indie–us Games(インディアス ゲームズ)でアートディレクター”なんさん”が教える大人気の講座です。
この講座はUEの使い方だけを学べる内容ではないですが、プロも使う無料3DCGソフト『Blender(ブレンダー)』の使い方も学べるので、3DCGソフトとUnreal Engineの両方に興味がある人に超おすすめです!
【初心者から】Blender2.8x to Unreal Engine 4【プロまで】簡単なキャラクターtoヒト型モデル
書籍で習うUnreal Engine 4 おすすめ参考書
本書では、ゲームの1ステージを作りながらUE4の基礎と実践的な使い方が学べます。
Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト
この教材の紹介記事はこちら
初心者がするべきおすすめ参考書『Unreal Engine 4で極めるゲーム開発』の紹介
自分の作品作りに役立つおすすめの一冊
UE4の基本的な使い方を覚えたら、さっそく自分のゲームを作ってみよう!
本書では、「キャラクターに二段ジャンプさせたいな」とか「画面にHPゲージ出したいな」とか、みんなが欲しがりそうなパーツの作り方がたくさん紹介されています。
『Unreal Engine 4 アクションゲーム ブループリント入門』
Unreal Engine 4 アクションゲーム ブループリント入門
この教材の紹介記事はこちら
UE4のゲーム制作に役立つおすすめ参考書『Unreal Engine 4 アクションゲーム ブループリント入門』の紹介
独学以外でUnreal Engineを学ぶ方法
これは教材ではないので書くか迷ったのですが、どうしても独学だと続ける自信がない人や、ゲーム開発の知識を総合的にプロから学びたい人は専門学校でがっつり学ぶのもいいと思います。
ただ注意点として、この場合はどうしてもUnreal Engineだけを学ぶのは難しく、ゲーム開発を総合的に学ぶことになります。
そして一番大きな問題は “学費” や “時間” だと思います。
しかし、この問題がクリア出来る人は、最短で実際の現場で使える知識を総合的に身につけれる専門学校はとても良い選択肢の一つだと思います。
なにしろ、学校であれば同じ夢や目的を持った仲間に出会えることや、ゲーム・アニメ業界のトップクリエーターが講師になってくれたり、業界に直結しているので卒業後の就職率も高いなど、最高の環境が揃っています。
少し調べてみたのですが、アミューズメントメディア総合学院の『ゲームプログラマー学科』/『ゲームクリエイター学科』/『ゲーム・アニメ3DCG学科』には『Unreal チャレンジ』というプロジェクトがあります。
【Unreal チャレンジ】
Unrealチャレンジとは産学共同のゲーム開発プロジェクトです。1年次のカリキュラム、共同制作であなたがつくったゲーム作品を、あなた自身の手で商品化を目指します。商品化にあたっては最新のゲームエンジンUnreal Engine4を使用します。あなたの作品をあなたがリメイクし、よりグレードアップした作品となってAMG GAMESから発売されます。
アミューズメントメディア総合学院公式サイトから引用
これはテンションが上りますね!自分が在学中に作ったゲームをUnreal Engineを使い、そしてプロの指導を受けながらリメイクし、実際に販売まで経験出来るなんて最高の経験になると思います。
プロジェクト終了後は世界最大のゲームダウンロード販売サイト『Steam(スチーム)』で販売されるようです。
アミューズメントメディア総合学院はこの取り組みが評価され、Unreal Engineの開発元であるエピックゲームズから表彰されています。
資料請求や体験型説明会などもあるみたいなので、詳しい情報が知りたい人や興味がある人はリンクを貼っておくのでよければみてください。
これからUnreal Engineを習い始める人たちへ
みなさんも経験があると思いますが、何か新しいことを始めたときは、最初はやる気があっても『理想の自分』と『現実の自分』とのあいだに差を感じすぎて、途中で嫌になって投げ出してしまったことはありませんか?
なんでもそうですが、最初が一番しんどくて、だんだんと慣れてくるにつれて楽しくなってきますよね。
UEも同じです。
僕も初めてUEを触ったときは何もわかりませんでした。
ただゲームを作りたいという思いだけで、なんとか最後までやりきることができました。
このゲームエンジンは良い意味で出来ることが多すぎて、一つの機能でさえ使いこなすには時間がかかります。
しかし、これはゲームを作るためのエンジンです。 Excelじゃありません(Excel好きな人はごめんなさい)
エフェクトを作ったり、キャラクターを動かしたり、少しづつできることが増えていくと本当に楽しくなってきますよ!
昔、どこかの誰かが言っていました「諦めたらそこで試合終了だよ」と。
先程も書きましたが、僕もここで紹介した教材をやり始める前までは、完全にド素人の初心者でした。
ゲーム制作やCGに関する知識なんてほとんど何もありませんでした。
そもそもPCを触ることが本当に苦手でした。
それでも今では、3DCGのモデルをBlenderなどで作って、それをUEに持ってきてアニメーションを付けたり、エフェクトを作ったりできるようになりました。
そして何かわからないことがあれば、ここで紹介した教材に戻ってきて復習したり、他の人のブログや動画を観て知識を増やしています。
初めて自分で作ったキャラクターを動かせたときは、冗談抜きで本当にめちゃくちゃうれしかったのを覚えています。
思わず「すげええええーーー!!!動いてるっ!!!」って声が出ました。笑
また、UEにはマーケットプレイスというエンジン内で使える3DCGモデル、アニメーション、マテリアル、エフェクトなど、制作に必要なあらゆるものを購入できる場所があります。
そこには有料&無料でダウンロードできる素材が山のようにたくさんあります。
さすがにすべての素材を一から自分で作るのは大変なので、もし自分の気に入ったものがあれば、それをうまく活用することで効率的に作ることができます。
無料でもクオリティーの高いものがたくさんあるので、ぜひ積極的に使ってみてください。
逆に素材を作るのが得意な人なら、マーケットプレイスで販売側に回ることもできます。
最終的に自分でなにかを作ろうと思うと、必ず問題が出てくるので、いろいろと調べたり試したりしないといけません。
なかなか解決法が見つからないときや、何回やってもうまくいかないときもあります。
参考書には書かれていないこともたくさんあります。
思い通りにいかなくても、それでも作ってるときがやっぱり何よりも一番楽しくて、最高の時間だと思います。
好きなことをやっているときは本当に不思議とやる気が出てきます。
週末や休暇中にUEなどを触っていると、あっという間に一日が過ぎてしまうこともあります。
ですが、僕はまだ何かを成し遂げたわけではありません。^^;
まだまだ勉強中です。
長くなってしまったので、とりあえず僕が言いたかったことは、せっかくやるなら “楽しんで” Unreal Engineを極めましょう!
ということでした。^^
最後まで読んでくださりありがとうございました。