初心者がするべきおすすめ参考書『Unreal Engine 4で極めるゲーム開発』の紹介

Unreal Engine4を独学したいけど、どの教材が良いのか分からないなら本書をおすすめします。
これは個人的な意見ですが、本書が、Unreal Engine4(以下 UE4)の数ある教材の中で一番有名な教材だと思います。
下の写真のとおり辞書なみに分厚い本ですが、その分内容がすごく濃いです。
本書では、実際に1ステージを作りながら、UE4のそれぞれの機能が実際のゲーム制作で、どの順番でどう使われ、どのように連携するかを解説してくれます。
これを一冊やることで、UE4の基本的な使い方が身につき、作ったゲームをパッケージ化するところまで覚えることが出来ます。
もし途中で分からなくなっても、全手順を録画したハンズオン動画が付いているので、それで操作の確認ができます。
また、この本には「チーム制作」のために、職種アイコンというものがあって、その章は、どの職種の人が読むべき内容なのか、あるいは読み飛ばしても問題ないかが示されています。
本の構成と対象とする読者
第1章から第29章まで全576ページ+付録もあります。
EPIC GAMES(エピックゲームス)のアカウント作成方法から、UE4のインストール、ゲーム制作、そしてゲームのパッケージ化まで詳しく丁寧に解説されています。
ただ本書が想定している読者は、
- ゲーム業界でいま働いている人(インディーズを含む)
- ゲーム制作を実際にこなした経験を持っている学生あるいはホビイスト
- あるいは一通りのゲーム制作に関する授業を受講し、知識のある学生
ですので、ゲーム制作に関する知識がまったく無い人は、専門用語などを少し調べる必要があります。
本書のレビュー
本書は、僕が一番最初に試したUE4の教材で、全部やり終えるのに1ヶ月ほどかかりました。
その当時は、PC自体が苦手でゲーム制作に関する知識もほぼゼロでしたが、専門用語だけ調べながら他は特に問題なくやり切ることができました。
ゲーム制作を知識ゼロから始める人でも、本書はカラーで、写真や絵も多いので、分かりやすく本当におすすめです。
もし、一つだけ問題点をあげるなら、最後までモチベーションを維持させることができるかどうかです。
書籍や動画教材は自分のペースで進められるのでおすすめなんですが、サボるかどうかも自分次第なので、そこだけは気をつけました。
ゲーム制作は本当に楽しいですが、やはり最初は覚えることも多いので、やっていてかなり疲れると思います。
だんだんと慣れてはきますが、最終的には1ステージを完成させるので、かなりのやりごたえです。
もちろん、その分得られる物も多いと思います。
本書でも述べられていますが、習ったことを応用して、自力でステージ2やステージ3を作ることでUE4の理解力がいっそう深まるので、想像をふくらませておもしろいステージを作りましょう(^^)
『Unreal Engine 4で極めるゲーム開発』
Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト
他のUE4のおすすめ教材も紹介しているので、好みに合わせて選んでいただけると楽しく学べると思います(^^)